仕事が楽しいほど儲かる仕組み
嬉しいニュースが入ってきたので、ぜひシェアしたい!
というか、聞いて!>< みたいな感じで(笑)
結論から言えば簡単な話で、友人が新会社の社長に就任したって
ただそれだけなんですけどね。
紆余曲折を知っている身としては、なんと!でかした!おめでとう><!!って感じなんです。それをこれからちょっとお付き合いください。
男の美学を地で行く
今でこそ、パワハラ・セクハラが取りだたされて、企業側はコンプライアンスに敏感になりましたが、昔は組織のヒエラルキーは盤石でサラリーマンって血を売って生きてる、みたいで大変でしたよ。
その友人、名前を聞けば誰でも知っている一部上場企業に勤めていたんですけどね。幹部連中も参加している会議のさなか、本人がつまんねーって感じると席を立って、会議室から出ていっちゃう。オモシロイ奴でしょ?(笑)って、その幹部の方から聞きましてた。(へー、本人からそんな話聞いたこと無い・・・)
私その時思いましたね。あらやだ、カッコいい♡
私には無理だわ、って思ったことを今でも覚えています。だって、役員連中がいる会議で、出てっちゃうのよ(笑)何か緊急事態の呼び出しとかを装うわけでもなく、ふらっと。理由は、ツマンナイから!
これはすごいなと思ってね。
だって、ヒエラルキーの上層部に嫌われたサラリーマンなんて、OUTですよ。結果出してるんだからいいだろ、って思ってたかもしれませんけどね。「男の嫉妬」だって現実世界があるってのも実体験として知っていますから。そういうのも、怖くないの?かと。
ビジネスとして一定の成果を出し続けつつ、自分の感性で生きてる人
これはすごいなぁと思ってましたよね。
だって、つまんねーって思ったら、怖いもの知らずに退席しちゃえるんだもの。
普通、人って「判断力」を駆使して世を渡ろうとするわけでしょ。キーマンは誰で、自分の立ち位置はどこで、状況はどうで、だから今自分はどうするべきか・・・と。
そこに使う「感性」ってのは、ほぼ不確定因子の推測に使われて、より良い状況判断のためにあるようなものです。より良い状況判断とは、自分の利益になるかどうかですね。
つまんねー、で退席っては
自分の貴重な人生時間において、無駄な時間を使わずに済んだかも?くらいでしょ。
でも、彼にとっては、自分の利益(出世)を排しても居られないほど、ツマラナイ会議だったんでしょうね(笑)
サラリーマン社会のヒエラルキーの壁
まぁ、余談ですが
企画会議なのに企画の中身を一切喋っちゃダメ、って会議に参加し続けて、1ヶ月入院になるほど身体を悪くした人を知っています(ワロエナイ)
企画会議で中身を話すとパクられるから、という理由で、話せないんですって。で、何を話すかと言うと権利関係。毎回毎回、穴を掘っては埋める、みたいな無意味な会議に居ると、人って壊れるんです。
だから、つまんね。という感性で動くことも、ある意味的確な状況判断なのかも、しれませんけどね・・・。
まぁ、でもサラリーマン社会はそんなに甘くなくて、上場企業の中の闇というか、派閥争いにやっぱり負け組勝ち組って存在するっていうか、、上層部に気に入られるってのはサラリーマンにとっては重要事項ですよ。窓際こそ逃れたけど随分と陽の目が当たらない日々を過ごしたようです、彼。苦い想いをこぼしていたことがありましたね。
そんな状況、黒歴史を知っていたからこそ「一国一城の主になったよ!」という連絡は、大変嬉しかったわけです。
感性・美学はビジネスで勝利する
人間として心地よいか、気持ちが良いか。これって当たり前の感覚だと思うんです。誰でもあるでしょ。
適度な温度であれば過ごしやすいとか、生体にとっての最適な状態ってありますね。人間関係が良好であるほうが、気分が良いとか、ありますよね。
でも、なんで「仕事」「ビジネス」においては、自分の感覚を無視して「頑張らないと!」「努力が足りない!」って状況を許しているのか、って。よくよく考えると不思議に思いませんか。
寒いと嫌だからって人は暖房を発明したじゃないですか。暑いと物が腐って食べられなくなっちゃうからって冷蔵庫作りましたよね。なんで、人生の何割も占める労働環境だけは、人の感性、感覚だけが置き去りと言うか・・・人の感性や感覚に合わせた仕組みやシステムを開発しないのか、発明しないのか、って思います。
それを後押ししてくれたのが、コロナ禍って話もありますが、それはまたいずれの機会にするとして。
リモートワークができるようになって、満員電車から開放されて来た人もいるようですし、パワハラはダメよって法律も作られてきましたから、昔と比べれば大分マシにはなってきましたね。
未来のビジネス環境を発明する
はぁ、やっとハビジョイブログらしいテーマに入ってきました(笑)
といいつつ、スミマセン。ぜんぜん構想は出来てないんですけど、コンセプト的には今書いてきたような事を具現化できるシステムですよ。
人が心地よい、気持ちが良い、できたら「美しい」と感じる事を主軸としてビジネス環境を構築していくこと。これが自然な流れだと思うのです。
暑いの嫌だから冷房作りましたね。奴隷を大量に使わなくて済むように、重機械を開発しました。これで戦争して勝たなくても国力をつけることができるようになったんです。
人はやればできるし、今までにないものをちゃんと作れる。
でも、ビジネス環境だけはそこが崩せないのは、それをやりたくない、作られると困るという拮抗する何かがまだまだあるからです。それは「物」よりハイ・コンセプトなので、仕組み化する必要があります。その仕組みに組み込めない複雑な社会構造があるからですね。
例えば、昔の封建制という社会構造の中でビジネス環境(武士を傭兵ビジネスと定義すると)を再構築しようと思っても、主以外の為に働いてはいけない、という制限があったわけです。封建制という枠組みを壊さなければ。新たなビジネス環境を再構築なんてできっこありません。
みたいなもんで。やっかいなことに、封建制は封建主義が作っているものですから、人の中の思想を壊さなければ封建制はこわれません。
ふう。
ここまでの説明で、なんとなく伝わっていますでしょうかね。
最初に戻って
小さい枠組みになりますが、
彼の人生の中で周囲の環境が変わり、感性(つまんねーことはしない)で生きてもビジネスができるようになったんだ!と、私は理解したわけです。
自分を曲げて出世街道をなんとか登りつめた、わけではないので、大変イキイキした社長になっています。月曜日が楽しみになる会社を作りたい、んですって。素敵ですよね。
人の感性、感覚に合った会社、ビジネス環境ができる世の中になるためには、まだまだ壊さなければならない思想があります。でないと再構築なんてできないから。でも、それをやるのは人間ではなくて、自然なのかもしれない。自然しかできないんじゃないかと思いつつあります。コロナ禍にならなければ、変えられなかったことがたくさんあったので。
人は良くも悪くもやっぱり環境の生き物ですね。
儲かったから楽しい、じゃなくて
仕事が楽しいほど儲かる、って仕組みになったら人の世も天国なのになぁ・・・まぁ、これが幸福未来産業の原点になるのではないでしょうかね。